さとのわレポート

梅の剪定講習会
March 05, 2018
梅の剪定講習会(報告)
日時:2018 年 2 月 28 日(水) 12 時~13 時 40 分
場所:平方邸
講師:鈴木多計男さん
参加者:飯田(昌),黒澤(艶),柴田(美)、平方(亜),北村(2 名)計 6 名
概要
梅の実を安定して収穫するための剪定方法について平方邸の一本の梅の木を素材として 鈴木さんから実演&お話で教わる。
主要なポイントは 2 つ
① 徒長枝を活かす
② 満遍なく陽が差すように整枝する
特に①が新鮮でした。樹形全体を考慮しながら元気のよい徒長枝を残すようにします。 殆どの参加者はこれまで徒長枝は切り取るものと考えていました。 全体に陽が差すように邪魔な枝を切り取ったり,他の枝との位置関係を考慮して枝の誘 引も行いました。
今後の予定 実演後は見違えるようにさっぱりした梅の木を眺めながら鈴木さんと楽しく歓談。
今後 も引き続き年間を通して選定作業を教えていただくことになりました。
・夏剪定
・冬剪定
また近々鈴木さん宅を訪問し望ましい梅の樹形の観察とイノシシ対策の見学を行う予定 です。
なお,終了後,鈴木さんは柴田・北村各家に立ち寄り梅を剪定してくれました。 (カバ記)

新年芋煮会さとのわ市~はな総会
March 02, 2018
日時:2018年2月25日(日)10:00~15:00 やさと地区小桜公民館にて
さとのわがスタートしてから2度目の総会「はな総会+芋煮会」(“話そう”とかけてます)が開催されました。
2015年の冬に準備会からスタート。最初は10数名だったメンバーも、今年の総会で70名超えました。
当日は曇りがちで寒かったけど、農家も多い「さとのわ」らしく、皆で持ち寄った具材で作った芋煮であったまって、参加した皆さんと、この地域で地域通貨を通じてどんな場を作っていきたいか、沢山の楽しい夢を見て心もあったまって、寒さも吹き飛ぶ一日となりました。
今年は、「まだ名前のない場」ですが、小さくてもいいから、私たちが大切にしたい価値観を体現していく場、伝えていく場、分かち合っていく場をたくさん持てたらいいなぁと考えています。
メンバーが増えるたびに、できることの幅が広がり、可能性が増えて、この場の豊かさが増していく・・・そんな気がします。
まだ名前の無いこの場は、会員以外の方にも参加してもらえる機会にしていく予定です。
初参加!さとのわ集会の感想
October 26, 2017
レポート 成田 剛・直美(タケシ&ナオミ)
私たちは今年6月上旬に入会し、今回の集会に初参加しました。
入会のきっかけは、かねてよりお世話になっている「やさと森のようちえん あおぞら♪」代表の藤田さんに声をかけていただいたことです。
その後の説明会で「どのようなさとのわでありたいか」を問い続け、答えをみんなで見つけていくという、会員の皆さんの思いや考えに共感し、入会しました。
その後「さとのわ」を利用する機会は得られませんでしたが、今回初めて体験することができました。
初めての「モノ・技交換」は、モノについて考えるよい機会になりました。
大事にしまってきたモノの活用法、モノの背景、その価値を深く考えるとともに、これまで大切にしてきた思いややり方を再確認できたことは、大きな収穫でした。
(今回いただいたご縁により、カゴバッグがよみがえりました。リボンでほころびを修繕しました。写真を添付します。直美)
また木こりの森ツアーでは、実際に森を育てていく活動に携わる廣野匠さんのお話を聞かせていただき、新たな視点を得ることができました。
以前、人が入らないことによって日本の森が荒れている現状を知りました。そこでは、あるバランスで木こりが木を伐り、手入れをしながら森を育てる木こりの仕事が語られていました。
以来、森と暮らしを引き寄せることを意識しながらも、普段の暮らしではなかなか実感できずにいましたが、今回廣野さんたちによって拓かれた森の広場で、子どもたちが思い思いに過ごす姿を見て、小さな人たちと森(自然)がすぐに仲良しになれるのは、きっといつの時代も、どこにいても一緒なのだろうな、それが小さな人たちに備わる普遍的な力なのだなと思いました。
そして私たち大人は、そういう場を守り(創り)、一緒に育てていかなければならないのだなと感じました。
今回はバーベキューや持ち寄りご飯でしたが、みんなで一緒に過ごす時間(取り組む時間)があるのは、とてもいいなと思いました。
今回の参加をきっかけに、さとのわ交流をしながら、自分たちが何ができるのか、どう生きていくのかを探り、行動していきたいと思っています。
ありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
成田 剛・直美
8月6日さとのわ集会レポート
October 26, 2017
レポート 佐藤ゆり
ずいぶんと時が経ってしまってからの報告で本当に申し訳なく、記憶も多少おぼろげになっているのですいません。今回の会場はこんこんギャラリー(ご協力本当にありがとうございました!)とその隣の「きこりの森」。
みんなでまずは夕方からはじめるバーベキューの準備。農家さんのもってきた野菜を切ったり、炭の火をおこしたり、、、。
その後「さとのわ時間」でこんこんギャラリーさんのデッキにて、持ってきたものなどを広げて、物や技の交換が行われました。最近登録したばかりの方の参加もあり、お互いに知り合うにはとてもよい機会になりました。
以前に苗を「さと」で買って、育てたレモングラスの葉っぱ、おすすめの服、絵本、てづくり梅みそ、アロマオイルによるハンドオイルマッサージ、「さと」割引の有機野菜セット、長椅子の使えそうな製材した長い板などなど、、、をじっくり自己紹介も交えて「さと」で取引しました。
その後こんこんギャラリー脇の「きこりの森」を、主宰している上林製材所の廣野匠さんの案内で歩く&お話を聴きました。
八郷の植林されたすぎやひのきはあまり管理がされていない山が多く、この森も「貸してください」と言ったら「どうぞ好きに使ってください」と地主さんに言われたそうです。
ここにある樹を「さと」をつかった労働で管理しながら、「さと」で樹を切り出し、「さと」で必要な人が材として使う、、という流れを作りたいというイメージを廣野さんは語っていました。
廣野さんは上林製材所の「山を育てるところから家を作るところまでという一貫した思想に感銘して、7年前に上林製材で働きはじめ、これまで上林の社長(現在89歳)のとよさんと一緒に山に入りながら、いろんなことを勉強してきました。
とよさんが1本1本の樹の根元のまわりの草をむしってきれいにしていく姿をきこりの森で再現してくれました。
一本一あんなに大事に育てたら、さぞかし最後にそれを使ってできた椅子や家はぬくもりのあるものになるだろうな、、と感じました。その愛情はもちろん山全体に広がるものでもあり、そしてその恩恵を受けるのは今の子供たち。数十年後をみて仕事をする、とてもすてきな仕事ですね。
さとのわで絡めるとは幸せです。廣野さん、ありがとうございます。
さてその後は持ち寄りおかずやご飯&バーベキューで楽しみました。
いつもゆっくりしゃべれなかった人ともいろんな話ができて、おいしいものもいっぱい並び、盛り上がりました。特にたくさんの子供たち。
人数はおとなと同じくらい居た?この子供たちはおとながさとわ通帳を開いて何かをやりとりすることを本当に当たり前に見たりしています。日本円ではない何かのやりとりがある、、ということを「あたりまえ」としてとらえてくれているのです。これはなんとすごいことでしょうか。みんなのこれからがほんとうに楽しみだし、
子供たちこそ、地域通貨、豊かな財産そのものだな、、と心から思った1日でした。

森の遊び場整備作業
October 02, 2017
「やさと森のようちえん~あおぞら♪」森の遊び場整備作業
August 28,2017 レポート 藤田 陽子
やさと森のようちえん~あおぞら♪(以下あおぞら♪)では、これまで八郷地区内の各所に お邪魔してゆる~く親子活動を楽しんできましたが、2018年4月からお預かり保育も始める 事になりました。
その保育の場として、子ども達の「いつもの居場所」を確保すべく、拠点となる森の遊び場 の整備を始めています。
さとのわの皆さんの力をお借りして、2017年4月から月に1~2回程度の整備作業をしてきました。
これまでの作業で、拠点となるエリアの鬱蒼としていた雑草や篠竹が刈り払われ、 真竹の竹林を通り抜けて、隣接する雑木の森へと続く通路が開通しました。
道路から拠点への進入路の整備も完了しています。
この日は初めて参加してくれた地域おこし協力隊の方も一緒に、刈り竹の片付けや、森の 篠竹の刈払い、草刈り、排水路整備などをやりました。
子ども達の育ちの場作りに、地域の皆さんに関わって頂けること。 そうした地域の大人たちに見守られる中で、子ども達が育って行ける事、 とてもありがたく、そして豊かな事だと感じています。
関わって下さるみなさま、いつもありがとうございます!

「結いの里だんだん」整備作業
July 20, 2017
「地域通貨さとのわ」の交流・・・・「結の里だんだん」の整備作業
レポート 中島信之
「さとのわ」で知り合った土棚さんに今年の1月に会いに行きました。
私の家から近いということもあって、気軽に訪問させていただきました。
家の近くで作業をしている現場に伺ったときに驚いてしまいました。
以前は竹林で覆われていて、2年ほど前から竹林が整備されていることを
散歩のときに知っていましたが、
そこが土棚さんご夫婦の整備を始めた「結の里だんだん」だったのです。
ご自分の土地5反歩と近隣の竹林や雑木林3町歩を整備して、
子供も大人も楽しめる「結の里だんだん」作りが始まっていたのです。
ご夫婦は豊かな八郷をさらに美しく楽しい場にしたいという目的を持っておられます。
今はなだらかな丘陵地になり、春は花も咲き始め、
穏やかな美しい場所に変わり始めています。
今回「地域通貨さとのわ」で近隣の竹林や雑木林を整備したいとの要請があり、
雑木林の下草刈りに行ってきました。
2時間で2000さと、さらに「エコーいばらき」環境保全基金から助成金が下りて、
草刈機のガソリン代として500円いただきました。
すでに青空幼稚園の子供たちも遊びに来たり、
つくば市とか守谷とか人が来始めていて少しずつ人の輪が広がっています。
「結の里だんだん」の「だんだん」は少しずつ、ゆっくりという意味ですが
西日本の方言で「ありがとう」という意味が含まれています。
ゆっくりですが、確実に夢に向かって歩き始めています。

柴田農園の「大豆さとらすと」種まき!レポート
6月24日、今日は地域通貨「さとのわ」のみなさんと、
「大豆さとらすと」の初日、種まき!の日でした。
まず、「大豆さとらすと」とは、
地域通貨「さと」+大豆畑での農作業、で⇒おいしい大豆が手に入る仕組み、
のことで、「地域通貨さとのわ」に参加している方に向けて、
我が家が勝手に企画しました。
(ので、興味のある方は「さとのわ」にはいってくださいね)
2000さと+畑での農作業(1~2時間)×2回で→収穫した大豆4キロをお渡しします。
本日は8組の参加者で、にぎやかに、かつ淡々と、作業を進めていきました。
みなさん、とっても気持ちよく動いてくれるのでこちらも気持ちが良いです。ありがとうございます!
うまく発芽してくれるかな??次回は除草作業になります。

柴田農園のジャガイモさとらすと
「ジャガイモさとらすと」とは、ジャガイモの植え付けや収穫の農作業と交換で、できたジャガイモをお渡しする、という仕組みです。
基本は私たちの出荷のためのジャガイモなので、「さとらすと」参加者にお渡しするジャガイモはB品交じりのものになりますが、それでもやるよ、と気持ちよく参加してくれた5名のメンバーと、今日はとても良い時間を過ごしました。
穏やかに晴れた午前中、まずは種イモのカットから。
そして植え付け。みんなでやると早い早い。
予定していた約75キロの種芋を1時間半ほどで植え付け終了。みなさんていねいに、かつ手早く作業を進めてくれました。ありがとうございます!
その後はみんなでお昼ご飯
みんなで気持ちよく畑で体を動かし、交流し、おいしいご飯が食べられて、子供たちまで楽しんで♪とてもいい時間でした。